和 のこころ

歩き方のコツ

優雅に見える着物の歩き方

せっかくきれいに着物を着ていても、立ち振る舞いががさつだと台無しになってしまいます。
ポイントを押さえて優雅な所作を身につけるようにします。
着物の正しい立ち姿は、肩の力を抜き背筋はまっすぐ伸ばし、胸を開きます。
顎を少し引くと首が長く見えるほか襟元も美しく見えます。
目線は常に3メートルから4メートル前で、おへそに力を入れることを意識すると、お腹が自然に引っ込み、お尻も引き締まります。
そのままの姿勢をキープし、足を前にスッと出すような感じで歩き、歩幅は洋装を着ている時より小さくし、膝頭はやや内側に向けて歩くと内股になり歩きやすくなります。
腕は自然に下ろし手を振って歩くのはご法度です。
歩き慣れないうちは前合わせが開かないように注意しながら、上前に軽く右手を添えるようにして歩きます。
雨の日の歩き方は、いつもより内股で歩くようにし泥はねを防ぐようにします。
階段を上がるときはつま先に重心をかけて上がります。

着物をより上品に!美しい歩き方のコツ

着物姿での歩き方を美しくするためには、ただ漫然と歩くのではなく、歩く際にしっかりと足元を意識して歩くことが大切です。
特に気を付けたいのは歩き始めです。
着物では、つまがあるのは右側なので、歩き出しは左足から行うようにしましょう。
歩き始める時は、爪の先から少し内股になるようにして、すり足になるような感覚で歩くと上手く歩くことができます。
また、その際の歩幅は、10センチ程度を目安にすることと、膝と膝の間隔が開き過ぎないように気を付けて歩くことがポイントです。
この時、後ろ足をきちんと意識して、膝の裏をきちんと伸ばすようにします。
足の指で鼻緒をしっかりとつかむようにして歩くと、歩く際にも安定感が生まれ、変な音を立てずに歩くことができます。
あまり大きな歩幅にすると着崩れにつながる場合がありますので注意しましょう。
洋服を着ている時とは異なり、洋服の時と同じような動作を行ってしまうと、せっかくの和服姿がぎこちなく見えてしまうので、自分の歩き姿がどのように見えているかを常に意識して歩くようにしましょう。

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2017/3/2 更新